私は霊視はできませんので、本当に憑依しているかどうかは分からないのですが、神経症(精神分析的な意味)は憑依と同じ構造をしています。無意識と意識の葛藤の部分に憑依が起きているということになります。
この構造上の説明は、夢の分析(川嵜克哲著)に分かりやすく書かれています。私にはうまく説明できませんので、詳しく知りたい方はそちらを読んでみてください。
この憑依の構造は、統合失調症や躁うつ病でも同じなので、精神病全般に憑依が認められるはずです。たぶん、軽い神経症も含めれば、憑依は日常茶飯事だと思います。
純粋な“うつ”は憑依されやすい状態だけど、憑依はしていないかもしれません。
結局のところ、憑依は自分自身の心の問題なのですから、憑依されたからといって、何か汚いものに憑りつかれたかのように騒ぎ立て、除霊してくれとシャーマンに泣きつくのは、お門違いです。
もし憑依があったら、
「俺に憑りついたからには、簡単には放してやらないよ。一緒に地獄を這いずり回ろうな。」と道連れにするのはいかがでしょうか。
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